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姫路の伝統の技・古色仕上げとは

姫路で受け継がれる伝統の技、古色仕上げは、木部や建具に独特の風合いや深みを与える技法です。

古色仕上げとは、木材の表面に年月を経たような色合いをつけ、自然な陰影や質感を再現する塗装技術のことで、単に塗料を塗るだけでなく、木目の美しさを生かしつつ、擦りや染め、重ね塗りなどの手作業を組み合わせることで、奥行きのある落ち着いた色味を生み出します。この仕上げは、住宅や神社仏閣、伝統建築の修復・再現工事などに用いられ、木材に歴史を感じさせる雰囲気を与えることができます。

古色仕上げの魅力は、単なる美しさだけでなく、木材の耐久性を高め、経年変化とともに味わい深い表情を楽しめる点にあります。

職人は、木材の種類や状態を見極め、最適な下地処理や塗料の調合を行い、丁寧に作業を進めます。その過程で必要とされるのは、正確な手仕事の技術と細やかな感性です。

姫路では、この伝統技法が長年受け継がれ、現代の住宅や店舗にも採用されることで、現代建築と伝統美の融合を実現することができます。

古色仕上げは、見た目の美しさだけでなく、空間全体に落ち着きと重厚感を与えるため、和風建築だけでなく洋風のインテリアにも応用することが可能です。職人の手による丁寧な仕上げによって、木材が本来持つ質感と色合いが最大限に引き出され、時を重ねるごとに味わいが増すのが特徴。姫路の古色仕上げは、伝統を守りながら現代の建築にも彩りを添える、日本の技といえるでしょう。

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